バスは、大館駅に入った。
駅の駐車場に入ると同時に、とびら様の車は見つけられていた。
1月に会ってるから、さほど久しぶりって感じはないし、
むしろそれよりも、ごめんんなさいな気持ちが強かった。
ひとまず、撮影会の人たちと合流することを目標に、
弘前方面へと移動することにした。
そして、前の記事の判断ミスでコケた予定は、
ドミノ倒しの様になっていくことになった。
向こう側の撮影会御一行代表者さんの盛アオ様と電話をして、
大鰐のICの近くのコンビニで合流することに。
御一行は、午後ボクたちが今いる場所付近で、
ラッセル車を撮影するとからしい。
でも、聞くところによると、ボクたちが着いてから1時間以上来れないことが判明。
『じっと1時間待つのもね・・・』確かにそうだ。
ずっと車で待っているのは、ガソリンも時間も、楽しい気分ももったいない。
『任せるよっ!』ある意味、現実逃避に近いけれども、とびら様の運転に任せて行動を共にすることにした。
道中は、晴れてると思ったら急に猛吹雪になったり。
雪国らしい天気らしい。その中を高速で運転するのは、南の人間にとっては自殺行為って思える。
けれども、これがこちらでは当たり前。
向かう先は・・・
青函トンネルの入り口。

約2時間かけて移動し、ひとまず蟹田駅の近くで撮影。

次に青函トンネルの入り口付近で撮影。
撮影中に傘が飛んでって、深雪のところに落ちてったから、
とびら様に取りにいってもらったりとか・・・
ホント世話の焼ける人間でごめんなさいorz

ホントでも、線路に傘飛んでかなくてよかったよ・・・
さて、撮影が終わって、再度盛アオ様とTEL。
一行は、弘前市内でウロウロしているとのこと。

とりあえず、ボクたちも南下以外は無いので、そうすることに。
青森市内に入るか、それとも別な方向に行くか。
少し追いかけっこになるけど、見たいものがあったので、連れていってもらうことにした。
ストーブ列車。実は、一番最初の地図の段階で、一行が撮影していたのは、このストーブ列車。
去年乗ったので、今年は撮れたらそれで満足だったんだけどね。
こんな疫病神でも、少しはワガママ言いたかった。
そして、ボクらも、五所川原市の方向へ。



そして、午後4時近くになり、
天候もあって、カメラの露出が厳しくなってきた。
『青森市内で一緒に夕飯しませんか?』
そんな誘いの電話をしてみる。
向こうも解散気味らしい。
みんなに結局会えなかった。
せめて、盛アオ様に直接ごめんなさいは言いたかった。
青森市内のレストランで待ち合わせることにした。
向こうのほうが若干距離はあるから、こちらは下道で。。

6時ごろ、待ち合わせ場所到着。
でも、一行は、青森空港とか色々経由してからこっちにくることに。
結局ここでも1時間以上待たないといけないことが判明。
『帰りも長いから、解散にしちゃおうっか・・・』そう、ボクたちは今から八戸市まで行かないといけない。
青森市から軽く2時間かかる。
八戸で一緒に飲もう って話もずっと前からしてた。
でも、とびら様は明日は仕事だ。
無理も言えない。本当にごめんなさいしか言えない。
『盛さん、本当にごめんなさい。また今度は絶対に遊びましょう。』
実は終始とびら様の携帯を使って(←こら)盛アオ様と電話をしてたのですが、
最後はもうこれしか言うことが思いつかなかった。
八戸に向かう車の中、
明日はどうしようと・・・ずっと考えてた。

好物の南部せんべいをもふもふしながら、
とびら様の車に揺られ、
(この方の横では絶対に寝ない様にするっていうポリシーがあるので、寝てないけど)
とびら様の家に車を置き、
タクシーで八戸市街へ向かい、
焼肉で飲み会。
色んな反省会と、色んな希望とか計画とか、
そんなことを話しながら、結局呑んだ量はたったビール4杯。
ホテルまでは終電が終わっちゃったから、タクシーに乗ることに。
飲み屋さん近くで、タクシーに乗って別れることになった。
とびら様の車の中とか、飲み会で、
八戸ラーメンが食べたい。
八食センターに行きたい。
函館にも踏み入れたい。
そんな話をしてたけど、
本当はどうでもよくなりつつあったんだ。
あー、今回も失敗っか。
ラーメンだけ食べて、昼過ぎの新幹線に乗って帰ろうっか。
それでもいいっかなって思った。
まさか、タクシーの運転手さんが、
逆転のきっかけになるとは、思わなかった。つづく~